毎月読んだ本を紹介する記事です。
今月は『話を聞く力を身につける』をテーマに読んでいました。
3冊ご紹介します。
先月の本

松本紳助 島田紳助 松本人志

【本の内容】
遊び、仕事、性生活、恋愛、お金、教育などをテーマに2人がトークを繰り広げます。
昔テレビで放映されていたトーク番組
松本紳助 の内容を活字化した本です。
【おすすめの人】
- 笑いたい人
- 堅い本は読みたくないけど、たまには人生について考えたい人
- エンタメ好きの人
- 2人のファン
【感想】
先月読んだ「哲学」が、きっかけで松本紳助をYouTubeで見たら、すごく面白かったので本まで買ってしまいました。
この本を読みながら、めっちゃ笑いました。
しょうもない話あり、笑いあり、考えさせられるところあり。
読んでいて2人のやりとりが脳内再生されて楽しかったです。
真面目な本を読んだ後の箸休めにピッタリの本だと思います。
基本、島田紳助がメインで喋り、松っちゃんは聞き役やアシストに回る。松っちゃんがメインの時は、島田紳助が聞き役やアシストに回る。こんな2人のやりとりを見て、「話し方」や「トーク力」が重要視されがちだけど、実は「聞く力」というのは物凄く重要な事ではないか?という事に気付きました。
プロカウンセラーの聞く技術・話す技術
プロカウンセラーの方々が実際に使っているテクニックをまとめた本です。
【本の内容】
- 話を聞く時にどういう心構えで聞けば良いか。
- 相手の話を聞いている時に、言ってはいけない事とは何か。
- 相手の本音を聞き出すにはどうしたら良いか。
- 相談事を持ちかけられたら、どうやって対応したら良いか。
【おすすめの人】
- 会話をしている時、話が盛り上がらない人
- 相談事を持ちかけられやすい人
- 仕事で部下を抱えている人
- 話を聞くのが下手な人
- いつも一方的に喋ってる人
【感想】
カウンセラーさんの話をまとめただけあって、基本は悩み相談をどう聞けば良いか、また悩みを引き出すには、どうしたら良いかという内容が主です。私はこの本から学ぶ事が多かったです。
そして、読んでいて胸が痛くなりました。自分は話を聞くのが下手な人間だったんだと気付かされました。今まで相手の事を想い、良かれと思ってやっていた事が、実はやってはいけないことだったみたいです。
具体的に言うと
・現状が少し良くなるように改善案やアドバイスをする。
・相手の話した内容を私は、ちゃんと理解していますよ。という意図で、話の要点をまとめる。
・話の展開を予想したり、自分の過去や周りの人の話を参考にして答えを用意する。などです。
もちろん私の今までが、全てがダメだったなんて思いませんが、今後気をつけて生きていこう…と思いました。
本の最後にシチュエーション別の聞き方、話し方が載っています。
ここだけでもけっこう役に立ちますよ!
この本を読んだ後、聞き役に徹したり、口を挟みたくなる時グッと我慢できるようになりました。そして、実践してみると自分の周りの人の反応が少し変わったと思います。話しかけられやすくなったり、厳しい人の私に対する態度が柔らかくなったりしました。
聞く力こそが最強の武器である 國武大紀

元外交官の人が書いた本です。
【本の内容】
傾聴(聞く)とはどういうことかの説明が書いてあります。
【おすすめの人】
- 作者のファンの人
【感想】
私には合いませんでした。
要点を得ていない内容がダラダラ~と書いてある感じです。
内容が頭に入ってきませんでした。
私はこの本を読むなら、この上で紹介した本をオススメします。