毎月読んだ本を紹介します。
特に意識していませんでしたが
今月は「有名人が書いた本」ばかり読んでいました。
4冊ご紹介します。
先月の本

おしゃべりな筋肉 心のワークアウト7メソッド 西川貴教

【本の内容】
筋トレ本ではありません。
T.M.Revolutionこと、西川貴教さんが書いた本です。
人間関係を円滑にする方法や仕事に対する向き合い方、SNSとの付き合い方など、西川さんの実体験を元に、日々を生きやすくするヒントが書かれています。
【おすすめの人】
- 西川貴教ファン
- 自己啓発本が苦手な人
- 人見知りの人
- 人との付き合いが苦手な人
- 日々マンネリを感じている人
- ネガティブな人
【感想】
昔から西川貴教さんは面白い人だなぁと興味を持っていたので読んでみました。
自己啓発本というよりは、エッセイに近いような感じです。
学べるところが、いくつかありました。
人との距離感をどう保つか、人に不快感を与えにくくするにはどうしたらいいか、人から信頼を得るにはどうしたら良いか。後輩とご飯に行く時の方法などです。
自己啓発本と思って読むと物足りない感がありますが、身構えずラフな感じで読むと発見があるかもしれません。
誰の味方でもありません 古市憲寿
【本の内容】
テレビでも活躍している、作家、社会学者の古市憲寿さんのエッセイ本です。
炎上したいわけではないけれど、みんなが当然のように受け入れている「正論」って本当に正しいのだろうか?
古市さんのまわりで起きている出来事やニュース、学んだ事を独自の視点で書いてあります。
【おすすめの人】
- 古市憲寿さんに興味がある人
- 古市憲寿さんのファン
- ライトに読者を楽しみたい人
- まわりに流されやすい人
- 正義、正論が好きな人
【感想】
雑誌のインタビューやテレビで見ていて独特な人だなぁと思い、気になったので読んでみました。
本の内容としては、THEエッセイっという感じです。クスっと笑える所や旅行の話など興味を引くところがありましたが、特に学ぶところはありませんでた。
ただ、古市さんの魅力がわかりました。
古市さんは良くも悪くも素直な人なんだろうなという印象を受けました。また、炎上することに対して恐れがなく、むしろ自分が何を言ったら炎上するのかトライアンドエラーをしながら世間の反応を楽しんでいるようにも見えます。何を言われても、まわりに流されず歯に着せぬ物言いが出来るから、古市さんに人が集まってくるのだろうなと思いました。
古市さんは本で読むより、実際にしゃべっているのを見た方が魅力的に見えるように思います。
ロシアのウラジオストクって日本から、片道2時間半で行けるとこらしいですよ。
行ってみたい。
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助

【本の内容】
元タレントの島田紳助さんの本です。
サイドビジネス(主に飲食店)の経営と経験談が書かれているビジネス本です。
【おすすめの人】
- 経営者
- これからビジネスを始めようとしている人
- 部下を持つ人
- アイデアに煮詰まっている人
- 自分で何かをやっている人(ブログとかSNSも含む)
- 視野がせまくなってきた人
【感想】
あくまでメイン事業ではなく、サイドビジネスだから、うまくいっていると書いています。素人だから業界のルールに縛られず自由な発想で事業に取り組んでいる。ただし、勘ではなく裏付けがあっての成功である。
なるほどと思うところが随所にありました。
従業員に100%の力を発揮させるには、どうしたらいいか。お客様に喜んでもらうにはどうしたらよいか。商売を考えた時、実現させるにはどうしたらよいか。そういった部分が書いてあります。
利益は大事ですが、どんな商売、仕事でも最後は「人」という部分が大事になってきます。心構えや考え方、物の見方など参考になるので、アイデアが煮詰まっている人や新しい視点が欲しい人にはオススメです。
ちなみに、彼が手掛けた店は一度も失敗したことがないそうです。
人の心を読む力や頭の回転の早さ、行動力…すごいですね。
勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書 中田敦彦
【本の内容】
芸人、YouTuberとして活躍している、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの本です。
勉強を楽しくするにはどうしたらよいか、という事が書いてる本です。
【おすすめの人】
- 学生
- 勉強嫌いな人
- 学び直したい大人
- YouTuberに興味がある人
- 教養を身につけたい人
- 情報を広く浅く知りたい人
- 歴史好きな人
【感想】
YouTuberとして活躍していたり、書店で本をよく見るので読んでみました。
最初は凄い面白いと思って読んでいましたが、なんだか途中から飽きてしまいました。
絵や図で説明が書いてあってわかりやすく、勉強をする上で参考になることがいくつか書いてありますが、独学の方法というより、中田さんがYouTuberとして動画を作る時に、扱う内容の勉強方法や動画をどうやって作っているかが書いてあるように思います。
タイトルに偽りはないけど、期待していた内容とは違いました。残念。
広く浅く物事を知る、情報を入れるきっかけには役に立ちそうです。
ただ、この本を読んで良かったところがあります。
それは
①学生の頃、自分がなぜ勉強が嫌いだったのか?という点について答えが見つかりました。
- 考え方が受け身で自己の成長を考えていなかった
- 興味、意味のない事を強制的にやらされているという印象が強かった
- テストの為の勉強だから嫌いだった
- 勉強に対して、自分なりの意味を見出せなかった
若さゆえ未熟だったこともあり、勉強を楽しくやろうなんて考えは頭にありませんでした。大人になった今だからこそ、なんの縛りもないから、勉強したいと思うのでしょうね。
②知的好奇心という言葉を覚えた
私の過去の経験で、興味もなく、好きでもない事をやった時に、驚異的な集中力で早く終わらせた事がありました。やっている時に脳みそがギュンギュンに回転し、終わったあとの満足感が半端ないという経験です。
今思えば、その物事に興味はないけど自分で考えて試行錯誤して物事を進めて成功したというプロセスに興奮していたと思います。
こういう時、知的好奇心を刺激されたという状態なんですね。この本を読まなかったら、今までこの状態を何という表現をしたら良いかわからなかったです。
③情報を得られた
AI、5G、教育系YouTuber
この3つの事を知れたことはかなり役に立ちました。
・AI・5G
少し情報を入れていたので雑談が盛り上がりました。
・教育系YouTuber
気になる事は、ざっくりYouTubeで勉強できるという事を学びました。YouTubeって凄いね!
本の内容には批判的ですが、学びが多かったので結果的におすすめです。