三重県津市にある、ルーブル彫刻美術館が、あまりにも素晴らし過ぎたので、今回はその魅力を徹底力説していきたいと思います!
この記事を読んだらルーブル彫刻美術館に行きたくなること間違いなし!!
写真満載でお届け致します

結論
世界で唯一 パリ・ルーブル美術館に認められている公式姉妹美術館
誰もが写真や教科書で見た事ある有名彫刻が
見放題!撮影し放題!
人が少なく静かで、ゆったり優雅な時間を過ごせる
そんな美術館です
場所
〒515-2621
三重県津市白山町佐田 東谷1957
- 車で行く場合
名阪上野東I.Cから約45分
伊勢自動車道久居I.Cから約20分
無料駐車場 80台あり
- 電車で行く場合
近鉄大阪線・榊原温泉口駅から徒歩5分
営業時間
- 開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
年中無休
入館料
- 65歳以上 1000円
- 大人(高校生以上) 1500円
- 小・中学生 1000円
- 小学生未満 無料
公式HPにて割引、プレゼントあります
詳しくはこちら
ここからはルーブル彫刻美術館 12の魅力をお伝えしていきたいと思います!
レプリカとはいえ精工

この美術館に展示されているものは復刻作品(レプリカ)や摸刻品です。
これはただのレプリカではないんです!
パリ・ルーブル美術館に展示されている本物から直接型を取り、大きさ、傷ひとつに至るまで忠実に再現されています。
そして、これらを作ったのはルーブルの美術部技術陣!
ルーブル美術館が総力を結集して、この美術館の展示作品を作り上げたのです。
つまり
本物に限りなく近いレプリカなんです!!
本来、壊れやすく非常に貴重な彫刻ですから、型を取るなんて許されない、門外不出の作品をルーブル彫刻美術館創立者であり初代館長の竹川勇次郎さんが、何度も渡仏しルーブル側と交渉し、熱意が通じたから実現できたのです。
竹川勇次郎さんが居なければ、ここにある彫刻達は日本で見ることができなかったわけです。

左:ルーブル美術館 館長 ユベール・ランデさん
右:ルーブル彫刻美術館 館長 竹川勇次郎さん
世界各国の美術館が協力
パリ・ルーブル美術館だけではなく
カイロ博物館 大英博物館 メトロポリタン美術館 ローマ国立博物館 ベルリン美術館
など世界の名だたる美術館の作品も複製、展示しているんです。
その数 古代から近代までの作品1,300点!
世界の有名彫刻が楽しめる
西洋彫刻、エジプト彫刻、仏像彫刻など様々な彫刻が楽しめます。
運営・管理は同じ敷地にある大観音寺が行っているので仏像も見れるんですね。

モーゼ

王妃ネフェルティティの胸像

阿修羅
その他にも サモトラのニケ、ツタンカーメン王の黄金のマスク、ハンムラビ法典碑、考える人、弥勒菩薩、ロゼッタ・ストーンなどなど見どころは沢山です!
全部の写真を載せると大変な量になるので割愛しました。
有名作品が360度どこからでも見れる
有名作品の正面は見たことあるけど横側とか後側とか見た事ない…って人は多いと思います。

ミロのビーナス
この作品の正面は教科書とかで見たことありますよね。

なんと!ミロのビーナスが後ろ側からも見れちゃうんです!!
背中の曲線美が素晴らしかったです。
あとお尻がセクシーでした。(造形的に)
彫刻の肉体美が素晴らしい

円盤投げ像
円盤投げ専門の人だから、背中から尻にかけての筋肉の発達は凄いけど、足や腕はそんなに筋肉ついてないんだな~なんて思いながら見てました。
他にも剣士の像だと腕周り、背中は発達してるけど下半身、胸の筋肉はついていないな。という発見がありました。
彫刻というのは、ちゃんと1人1人その人物の特徴を捉えて作られている、そしてリアルで美しいものなんだなぁと思いました。
女性の像は女性らしい体つきで像によって違うし、美しい体のラインがとてもよくできていました(エロい意味じゃなくて)
十一面千手千眼観世音菩薩座像がヤバい
先に真面目な話しときます。
この像はルーブル彫刻美術館オリジナル作品です。
本当に1000本の手があり、千手観音座像としては世界最大の大きさだそうです。
1階の正面にお賽銭を入れるところがあったので、「困ったときに助けてください」とお願いしておきました。
本当に神々しいです。
どれだけ見てても飽きない。
ご利益がハンパなさそう。
私はこの美術館の中で、この像が一番気に入りました。




デカい
漂うラスボス感
全属性持ち
3段階くらい変身しそう
即死レベルの攻撃してきそう
絶対に敵に回したくないです。
この像を見てFF4のBGM「最後の闘い」を思い出しました。
BGMを聞きながら写真を見るとそれっぽく見えるので是非。
友達はGANTZに出てきそうって言ってました。

裏にまわったら、謎の入り口を見つけてしまいました。

もしかして、有事の際にこの像が動くのではないだろうか…。
人が少ないから静か
私が来館したときは平日ということもあり、私を含め3組くらいしかいませんでした。
もちろん美術館だから大声で喋る人は居ませんし、来館者が少ないこともあり、とても静かです。
作品に集中して見れますし、どれだけ長く鑑賞しても迷惑がかかりません!
僕はこの空気感も含めて素敵な美術館だと思います。

ナイトミュージアム感があって好きです。


ここに展示されている彫刻達は絶対夜中動いてると思います。
写真撮り放題
パンフレットには撮影禁止と書いてありますが、「受付で自由に写真撮ってくださいね」と言われたので、めちゃくちゃ写真撮らせて頂きました。
また、SNS投稿で特典もありますので、受付で聞いてみてください。
芸術に詳しくなくても楽しめる
私は芸術というものは正直よくわかりません。
歴史的なもの知らないし、表現技法、神話もよくわからんです。
作品横の解説を見て、へーってなったり、作品タイトルで笑ったり、考察してみたり、彫刻の肉体美を楽しんだり、知らなくても、実物を見ることで何か感じるものがあるので美術館って楽しいですよ。


ナポレオンが亡くなった後、医師が石膏で型を取り作られたという、非常にリアルなマスクです。
頭がツルツルなのは髪の毛を剃ってから型を取ったかなのでしょうかね。
ずっと見てたら背筋が寒くなりました。
ヒヒ エジプト 紀元2世紀頃の作品

遠目から見てユルかわだと思っていたら…

めっちゃリアルイケメンやんけ!
ライオンの頭 エジプト 紀元前4世紀の作品

絶対中に人が入ってる!
こんな感じで楽しんでました。
かわいい小物たち





色使いと絵の感じが抜群にかわいいです!
北欧系の雑貨屋で買ってきた!って言っても違和感なさそうですね。
謎の満足感がある
結局、美術館に2時間30分くらい居ました。
美術館の広さはそこまで広大ではありませんが、内容が濃いんですよ。
そして見終わって外に出た時に謎の満足感がありました。
来てよかった!楽しかった!!
B級?珍スポット? いやいや穴場です!
珍スポットやB級スポットとして取り上げられることもある、ルーブル彫刻美術館ですが、むしろ穴場だ!と私は言いたい。
珍スポット扱いする人の事を否定はしないし、私も珍スポットだと思って興味を持って訪れましたもん(笑)
来てみたら珍スポットではないという事がわかりましたが、珍スポット要素が多いのは間違いないですね。
以下、珍スポット要素をまとめました
- 場所が山の中
- 周りの景観とのギャップ
- 来館者が少ない
- 展示作品のジャンルが入り混じってる
- 外のモニュメントがデカい
- お土産コーナーが残念
- ルーブルなのに自由の女神
- 入口でツタンカーメンがお出迎え
- トイレが少し残念
ここはあえて、みうらじゅん氏の言葉を借りて、言わせて頂きたい
でも、そこがいいんじゃない!
ルーブル彫刻美術館を訪れてみたら、B級スポットではなくA級スポットで非常に楽しく芸術鑑賞できました!
みなさんも是非ルーブル彫刻美術館を訪れてみてください
最後に珍スポット要素の写真置いときます
珍スポット要素
モニュメントがデカい

むしろカッコいいんじゃないかと思えてきた
自由の女神

お土産コーナーが残念

謎の石やお守り、木彫りのふくろうが売ってました。

ルーブルっぽいお土産はバッチとキーホルダーしかありません。




お土産として買っていくには価格が厳しい
ツタンカーメンがお出迎え

ルーブルなのに最初からツタンカーメン…。
全然いいし、むしろ見せて下さってありがとうございますって感じなんですけど、順番がね…もう少し後でもいいんじゃないかな。
トイレが少し残念


おしゃれなトイレだけど、和式1択は軟弱者にはキツイっす。
など色々ありますけど
でも
そこがいいんじゃない!
ルーブル彫刻美術館大好きです!
また来館させて頂きたいと思います
最後までお付き合い頂きありがとうございました


